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2015.7.22
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太郎吉蔵デザイン会議 回顧録02

宿泊はHotel miura kaen(三浦華園)ですが、デザインショップには五十嵐威暢コーナーが設けられており、別棟ギャラリーでは伊賀信、帰山昌子の2人展が開催されるなど歴史とアートの呼応というコンセプトを感じました。

さてデザイン会議2日目はアントニオ スカルポーニ氏の基調講演から始まりました。氏はスイスの建築家/デザイナーです。
主な話はこんな感じです。
・デザインプラクティス ⇒ 進む、顧みる
・デヴァイスの歴史とこれから
・知識と意識とアンチプロダクト ⇒ 存在しないデザイン
・発想の転換  ⇒ WIREDアンプラグド etc
・IKEA容器と循環式水耕栽培(エリオ)

特にIKEA容器と循環式水耕栽培システムが心に残っています。
というのは、私も都市農業のあり方を考えており、将来世帯数の減少に伴う空地をキッチンガーデンおよび作付面積を考えると水耕栽培も視野に入れて出来ないかを考えていましたので、手軽な材料を使いながら実験的とはいえ実践している行動力に感銘しました。
また、氏のデザインの根本には「怒り」よりも「笑い」という視点があり、この(エリオ)もそんなユーモアのセンスから生まれているらしいのです。

2日間と短い時間でありましたが、デザインの考え方や可能性について「合宿」のようにどっぷり漬かり、視野が広がった感じがしています。

五十嵐威暢先生、パネリストの皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました。
http://designconference.jp/tdc/

SN3O0411

horizon architects

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